全20話、週に一回更新していた連載が完結しました。
手元では三ヶ月以上前に完結していた作品なので、心は凪いでいるのですが、それはそれとして読者の目にこの話がどう映るかはとても気になります。
フォーマットは悪役令嬢ものでしたが、後半は特に、どんどん違うジャンルになっていた気がします。そもそも悪役令嬢ものの定番であるバッドエンド回避よりも悪役令嬢本人を取り戻すことが主軸にある話だったという……
結局、私がこの話を通して一番言いたかったのは、19話で孝也が言っていた「性格悪けりゃ生きてちゃいけないのか?」だったのだと思います。
彼にこの問いを発させたいがための12万字少々でした。
できればこの話の連載中に別作品を仕上げておきたかったのですが、体調を大幅に崩す思わぬアクシデントがあり今ひとつ進んでいません。
うーん……短編でも書いて載せるかなあ……載せるとすれば、20話も軽い話を毎週更新し続けてきたので、次はそれなりに重みのある話になるかと思います。