「神の一皿は勝利を約す」
https://kakuyomu.jp/works/168173306652963612614章2話「殺意」を更新しました。
料理回から一転して不穏な雰囲気になっております。ふたりの明日はどっちだ。
例のバグ、本日分に関しては無事修正できております。無理に直してるせいで、若干話の流れが粗い気がするのはご容赦ください……改稿時には抜本的に見直したい。
ところで昨日、「嫁入りからのセカンドライフ」コンテストの中間発表がされてましたが。
それに関連して、とある方が「スパダリ信仰への問題提起がしたかった」的なことを書かれていて、うんうん確かに自分もスパダリ信仰はあんまり好きじゃないな……と考えてたのですが。
それでふと気づきました。
「神の一皿は勝利を約す」の内容に関してなんですけど。
ルネと前王ヴィクトールの関係、よくよく考えたら「スパダリ溺愛テンプレ」と状況一緒だよな、と。
貧しい孤児がスーパー有能な白馬の王子様に隠れた才能を見出されて、身分も裕福な生活も得て、スパダリ王子は全力で愛情を注いでくれて、数十年間相思相愛……まんまスパダリ溺愛ものの流れ一直線ですな。
とはいえ、お読みくださってる方々はご存知の事情で、ルネとヴィクトールの関係は破綻するのですが……そういう意味では「テンプレ破壊」と言えなくもないのかもしれません。全然意識してなかったですが。
……考えてみると、エティエンヌ側の状況もざまぁテンプレの前段感がありますな。良い家に生まれたけれど、何らかの理由で無能扱いされて虐げられて一族から爪弾きにされる、っての、よく考えたら死ぬほど見かける気がする状況設定です。
とはいえこちらも、ざまぁ展開にはならないのですが。
とするとこちらもテンプレ破壊なのか。
話を作る際にテンプレを意識したつもりはまったくないのですが、どうも意図せずテンプレをぶち壊して回ってるっぽい本作「神の一皿は勝利を約す
https://kakuyomu.jp/works/16817330665296361261 」。
テンプレ破壊話を見てみたい、という方には、ひょっとしたらお気に召すかもしれません。
現状の進行度は、おそらく全体の1/3くらい。
まだまだ追いつけるあたりですので、よろしくお願いいたします!