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受験勉強そっちのけで書いた小説。

今からもう数十年前―――


受験生だというのに勉強そっちのけで書いた小説が、某出版社主催のコンテストで二次選考まで残ったことがある。
枚数にして、およそ300枚強。
そんなことをせず。
もっとちゃんと勉強していたら……志望校に入れたかもしれない―――




……なんてことを悔やんでも仕方ないか(笑)





その時の原稿はまだ手元にある。
当時はパソコンではなくワープロで書いていましたが。

感熱紙で印字していたらしく、だいぶ文字が薄くなっているので、少しずつ手直ししながらパソコンに入れ直している。

いつか、ここで公開出来たらいいなと思っています。

今読み返すと、「よくまぁこんな作品二次まで残れたな」と恥ずかしくなるけれど……

しかも書いたのは平成初期。
現在と比べると時代的にソグワナイ表現が多々ある。
タバコの扱いも然り。
スマホひとつで解決できそうなことも、当時はそんな便利ツールなかったし。
手直しもひと苦労です。
いっそ作品自体を【今から数十年前の出来事】としてしまおうか……なんて思ったりして。

過去の自分の作品の中で、時空を超えた戦いをする――


どこで戦っているのだ、私は。
でもこれは紛れもなく、自分との闘い。
負けません。
晒すまでは。

こんな自分の作品に目を止め、読んでくださる方が1人でもいるなら。
私はその人の為に書こうと思う。
命尽きるまで。



……って、重いか(笑)

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