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敏感さを養う方法

霊感を持つ人は凄い。

なにしろ、霊の動きが見えてしまうのだから。

私にはその能力が無いので、時々失敗をやらかしてしまう。

それを何かでカバーしたいのだが、霊を検出する装置でも無い限り、難しい話だと思った。

そこで、風のそよぎを受けてガタつく窓や建付けの悪いドアを観察したりしている。

「ガタガタ」

  「ん?妙だぞ」

もちろん、自然現象もあるから、完璧ではないが・・・

要するに、それほど敏感であれという状況下に、我々は暮らしているのである。

「人智学」という学問があるが、世間の人々の背後に「鬼」が影響しているのだから、並行して「鬼の研究」も必要だろう。

例えば、戦争への流れも、一人の指導者の判断から始まっている。

だから、上層部はもっと、霊的な観点を養う必要があるだろう。

先人はその点で敏感であった。

常にこんな話をしていた。

「妙な『風』が吹いて来たぞ」
  「そうですね」

強力な念力を持つ人なら、相手の指導者に念を送る力も備えているだろう。

実際、聖書では預言者が敵軍の長に念の「つぶて」を投げるべく頼まれる話も出て来るのだ。

※ この話を記述していると、奇妙な風が気を散らす。

こんな場合は、鬼の邪魔が考えられるから、いち早く発信してしまう事である。

これも、敏感さを養う方法の一つである。

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