政治に欠陥が生じる時・・・
大臣が腐っているという話が多い。
聖書の「エステル記」に
「ハマン」の例がある。
エステル3章
アハシュエロス王はアガグびとハンメダタの子ハマンを重んじ、これを昇進させて、自分と共にいるすべての大臣たちの上にその席を定めさせた。
しかし彼は悪くなり、
王に隠れて悪事を行っていた。
それをエステルが暴露。
王に寵愛されていたエステルは、実はユダヤ人女性だったが、仲間たちが虐げられている…と王に報告した。
その宴会には、ハマンも呼ばれていた。
エステル7章(眼の前で暴露)
5 アハシュエロス王は王妃エステルに言った、「そんな事をしようと心にたくらんでいる者はだれか。またどこにいるのか」。
6 エステルは言った、「その敵はこの悪いハマンです」。そこでハマンは王と王妃の前に恐れおののいた。
「目の前での暴露」は効果的だった。
■人類史を翻弄した大臣
聖書の神にも大臣がいる。
→ 右大臣はロゴス
(後のイエス)(一枚目)
→ 左大臣はサタン
(ルシファー)(二枚目)
左大臣は、悪魔(サーイ)と呼ばれるほど悪くなり、日本語の「災」はそれを意味している。
→ 災難(サーイ難)
エデン以来、人類への覇権を握っているから、天は手出しが出来なくされている。
エデンで「イブが選んだ」という契約(詐欺)を盾にしながら好き勝手を続けられたのだ。
我々人類は、旧約聖書のトリックが読み抜けず、「鬼」を「神」と思い込まされ、訴える声も出せないまま過ごした。
「エステル」のような存在が早期に備わっていたら、歴史はもっと違っていただろう。