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二幕目はお上品の世界

イエスが墓に入ると早速、鬼の世界が動き始めた。

二幕目の始まりだ。

イエスの死の瞬間、神殿を覆う幕が上から下まで裂けた理由もそこにある。

→ 一幕が終わった

天の父が心痛を表明。
救いの一幕が終わった…と。

二幕目は、まるで様変わりする。

→ お飾りでギンギラギン

切実な話を持ち出せる雰囲気ではなくなったのだ。


現代の我々は、最初からその雰囲気に浸っているので、気付かなかった。

しかし一幕目のイエスは、「親身の主人」。

福音書に書かれていない多くの悩みを聞き入れたと思われる。

もし、書いてあっても、二枚目が削除してしまっただろう。

「当たり障りのないように」書き換えられているのだ。

→ お上品に

しかし、我々の悩みは、お上品なものだけではない。

そうした話を持ち出すと、こう言われる。

→ 罪に類する話は止めなさい

こうして、下世話な話が消え去ったのだ。

カルトにはその雰囲気があり、見た目が最重要だと教育を受ける。

本当に困って、宗教の門をたたく人に、着飾れる余裕があるだろうか?

→ ボロボロ・ズタズタ

(心も体も)

そんな人のための宗教ではないのだろうか?

我らが主、後の神は「飾り物を外せ」と言った。

「着飾らなくていいよ」という意味ではないかと、私は思うのだ。

無一文で藻掻く人が、どうして着飾れるだろうか?

二枚目は「お上品の世界」に拘り、どん底の弱者を見捨てている。

2件のコメント

  • ヒロソ様。

    お上品な神父では縛りが多く簡単に悪魔に制圧されてしまうようです。悪魔付きの口にする卑猥な言葉に簡単に打ちのめされます。悪魔の卑猥な言葉には聖書より古典落語の艶笑小話のほうが役に立ちそうです。笑い飛ばすツボが学べます。

    「タオコード」です。まさか、この事が解明され本になるとは思っても見ませんでした。お上品な宗教は「性」をタブー視することにより倒錯と狂気に陥っているようです。

    https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E2%80%95%E8%80%81%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%9A%97%E5%8F%B7%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%99-%E6%80%A7%E3%81%AE%E4%BA%94%E6%AC%A1%E5%85%83%E9%A0%98%E5%9F%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E8%BF%B8%E3%82%8B%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E5%8A%9B-5%E6%AC%A1%E5%85%83%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8D%83%E8%B3%80-%E4%B8%80%E7%94%9F/dp/4199060480

    「性」をタブー視する事により冷血で残酷な人間になるように感じます。この文章を書いていたらキーボードが固まってしまいました。余程書かれたくなかったのでしょう。
  • なるほど。
    日本神話の逆の世界でしょうか。
    理解出来ました。
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