ゴブリンロード、ユリウス
特殊なスキル、【捕食吸収】を持ったゴブリンとして現代日本から転生し、過酷なゴブリン社会で下克上を成し遂げて群れの支配者となった。
外見は長い白髪にギリシア彫刻のように整った顔立ちと肉体を持ち、額には大きな二本の角が生えている。
名付けという文化の無いゴブリンのため名前は自分でつけ、また腹心や成果を出した有能な配下達には特別な名付けもしている。
元々持っていた捕食吸収スキルの成果として、別の生き物の持つ能力を自在に操り、そのスキルと配下にしたゴブリンやコボルト等の兵力を使い、手始めに闇の森ダークエルフ達を支配して、そこからこの世界全土への覇権を成し遂げようと言う野望を持っている。
配下のゴブリンや捕虜だった人間の女性達の多くを妻、または情婦とするハーレムを持っており、「女性の捕虜を力付くで性関係を強要してはならない」と他のゴブリン達にも厳命する一方、主に男の捕虜に試合を強要し、負ければ処刑する等の行為を平然と行う。
捕虜にした後に同じ転生者だと判明したガンボンに対しては、曰く「強引だが世話好きの兄貴分」の様に振る舞うが、自分の意に反した「裏切り行為」をされたことに強く動揺し、感情を乱したりもした。