• 異世界ファンタジー

【登場人物】疾風戦団

●疾風戦団


戦乙女、クリスティナ
 聖光教会の呼びかけにより行われた、対闇の主討伐の包囲戦に従軍。光魔法と片手剣を使う。
 父親はかつて帝国の英雄だったのだが、“血の髑髏事件”と呼ばれる出来事の際に邪術師により暗殺される。
 口数少なく堅物で、他者に対しても辛辣。疾風戦団に居ること自体にもやや自嘲気味で、他の団員とも積極的な交流を持たないが、“俺”が前世の記憶と共に甦る前のガンボンと幾ばくかの関わりがあったらしい。
 地下墓地の探索中に、“怪物”と出会い戦闘となる。
 その後、闇の主が討伐軍の陣に向けて放ったとされる大規模儀式魔法に巻き込まれ、“怪物”と共に地下深くへと落下した後に消息不明。
 
チーフスカウト、ハーフエルフのサッド
 クリスティナ曰く、「卑怯卑劣で、他者を苦しめることに喜びを見いだす異常者」で、本人も自認する程の「暴力恐怖症」。
 斥候及び探索者としての技能は戦団随一で、鍵開けや罠解除、また不意打ちだまし討ちを得意とする。
 元々帝国の下級軍人と奴隷のウッドエルフの間に生まれ、父親からは放置、下働きの下男から虐待をされて育ち、幼少の頃に孤児となる。
 帝都で一端の孤児グループのリーダーとなるが、勢力争いに負け逃げ出したときに「滅びの七日間」が起きて難を逃れ生き延びる。
 その後山賊まがいの暮らしなどをし転々とするも、疾風戦団の噂を聞いて入団。
 闇の森の地下探索の際は、“怪物”と遭遇した瞬間に、恐怖にかられて一人だけ逃亡をする。
 
リタ・ウォーラー
 戦団の弓士で、討伐隊に参加した戦団員達の遠征隊長を勤めたエリス・ウォーラーの娘であり、カイーラ・ウォーラーの姉。
 まじめで実直、暴走しがちな妹カイーラの押さえ役でもある。
 地下探索中の“怪物”との遭遇では、弓士として遠距離での攻撃を試みるも、闇の主による儀式魔法に巻き込まれ地盤が陥没。リタはその難を逃れたが、カイーラ等とは離れ離れになったようだ。
 その後、ガンボン等と共に、消息不明となった妹カイーラやクリスティナ等他の戦団員を探しに闇の森を再訪するが、ユリウスの配下のゴブリン達に襲撃を受け、捕虜として捕まってしまう。
 
カイーラ・ウォーラー
 戦団の一員で、リタの妹。
 クリスティナにライバル心を抱いているらしく、クリスティナ曰く「煩わしい」相手。
 魔力を特殊な篭手に通すことで攻撃力に変えるという魔闘法の使い手で、感情の起伏が激しく、口調も態度も乱暴で暴走しがち。
 地下探索の際に、クリスティナにやや遅れて“怪物”へと攻撃を仕掛けるが、地盤落下に巻き込まれ消息不明になる。
 その後、探索班班長のダヴォン・マッカーシーと共にユリウス率いるゴブリンの群れの捕虜となっていた模様。
 長い間捕虜として監禁され続けているが、意志挫けずに耐え続けている等、強い精神力を持つ。
 
ダヴォン・マッカーシー
 サッド曰く「危険中毒」の戦斧使い。重装戦士で、探索班第五班のリーダー。
 地盤落下に巻き込まれて、カイーラと共にユリウス達ゴブリンの群れの捕虜となったらしいが、カイーラ曰く不利な状況での「試合」を強要された後に、生きたまま解体されるという残虐な処刑をされたらしい。
 
魔装具使いのタルボット
 収集、及び自作改良した魔法の道具を使うドワーフ。
 ある種の魔装具オタクで、本質的には研究者肌の人物らしい。
 地下探索中、“怪物”に捕まり、その後クリスティナと共に落盤で地下深くまで落下。その後消息不明となる。
 
 
 

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