ぼくは、墓の掃除と母屋の窓拭きをしていまして、両方とも中途半端なんでしょうけど、見切りを付けて、これで年が越せればいいというイメージで作業を切り上げました。
お盆に、念入りに墓の掃除をしたときは、夕暮れで、墓石に陽が射して朱色の茶碗のようになっていました。今回は、年の暮れと、日が暮れが重なって、警察の墨汁が垂れたように、黒塗りの墓石に見えたわけです。
たとえば、同じ記事でも、「ニュース」と書くと陽が射しているけれど、「報道」と表示すると、黒塗りの捜査本部が立ち上がります。
こうした事実を家で雑談しても、誰にも相手にされませんでした。
というわけで、わたくし、たった今、風邪気味でして、先日まで葛根湯を飲んでいました。
今年も、よく頑張ったということで、5度目の「金」というのは、意味深だと思っています。
25回転ということでしょう。