文ストの二次創作を書いてみたり、Twitterで書いた文章を小説に入れてみたり、8月は今までとは違う作風に挑戦しています。
えっ? 「美味しい味噌汁の作り方」も意外な作風だって?
確かに、事件性のない日常の話は大きな賭けでした。面白い小説の定義について見つめ直すため、普段の自分なら書かない題材にあえて取り組みました。
心境の変化は……少々暗くなりますけど、聞きます?
何かのコンテストに応募して、落選し続けて、ほかのユーザーさまの書籍化に喜びながらも悔し涙を浮かべてしまう。それが当たり前の日常、実力の差なのだと納得していた自分がいました。でも、ふと気付いたんです。自分の可能性を、全力で引き出してきただろうかと。下手なりに頑張って書いていた、高校時代の小説の方が眩しくはなかったかって。
だから、8月は挑戦することを目標にしたのです。私は努力し続けることしかできない。それなら、全力で取り組むまで。書けないジャンルと思っていたものから、少しでも得るものがあればいいな。