自分の小説が如何に読まれないのか、考えていました。
たぶんですが、どんなに間違えた方向に頑張っても
魅力的ではない小説は、いくら頑張ってもダメだということに気付くべきなのかな……ということを知らされた次第です。
だが、誰も見てくれないんじゃ本当に面白いのか、
何が間違っているのか、本当に分からないのも確かで、結構迷っています。
この『IDEA~ 超未来のオモテ(現実)と裏(ゲーム)の社会更生者たち』という話は、
未来という舞台を置きながら、未来になっても変わらない
「家族としての絆」
「学校のいじめ問題に立ち向かうこと」
「愛とは何か?」を目的に書かせていただいております。
『IDEA』という文字は
アイディアの語源となったギリシャの哲学者プラトンの言葉です。
それは今現在、みなさまが和風英語として使用している
「アイディア」の語源です。
その古くから使われるその言葉の本来の意味を説明するとちょっと長くなります。
人間が生まれる前に違う世界に住んでいて、
いつの日かその時の記憶を消されて、こちら側の世界に生まれてくるらしいのです。
ですが、生まれ変わった私たちは生前の記憶が消されたとしても、
完全に消えることはなく、何かの違和感のように残されるんだとか。
それがあるから、なにかを愛おしく思えたり、愛着を持てるんだとか。
ですからというワケじゃないですが、題材を『AR』としていますが、
けっしてチートゲームや無双ではないんです。
とくに主人公には決まった能力もなく、ヒロインは能力があるんですが……残念な子です。
そのせいで、いろんな失敗をしながら、彼らは
「愛」だとか「家族」とか「過去の失敗」に立ち向かっていく作品です。
それでもよければ、
本編をお楽しみください。