『青春はどげんも、こげんも、なか!』を公開しました。
主人公は、博多弁の女子高生です。
オレンジ文庫の方言恋愛小説賞の「あと一歩の作品」だった短編です。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080771859430原稿用紙で51枚です。応募時は48枚でしたが、ちょっと増やしました。
舞台は東京です。
できれば「深大寺そば」や「豆かん」「アンズが乗ったあんみつ」なんかも出したかったけど無理でした。福岡のあんみつにはアンズは乗っとらんのよ。乗せるべき。あんみつに乗っているアンズの色は、この世で最も美しい色の一つです。
タイトルの「どげんもこげんもなか」の意味は、「どうもこうもない」です。
音読するときは、
「どげんもっ こげんもっ なかっ」
と、鬱憤をぶちまけるように力強く発声します。
語尾はスタッカートで、全体としてはクレッシェンドです。
発想記号をつけるとすればアジタート(イライラした気持ちを表現する)でしょうか。
読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いしま
す。
ではでは、私は長編の続きに戻ります。ビワを……はやくビワを登場させたい……。