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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』」更新しました!

最新話『第86話 変幻自在な変化球投手』更新しました!
クイックモーションまで使いこなす器用な誠に感心したかなめは誠に投げられる変化球を聞いた。
カーブ、縦と横のスライダー。そして伝家の宝刀のフォークが投げられると誠は答えた。
スライダーはストレートと同じ軌道で進んだ後、ホームベースの上ですとんと落ちる。
その変化とストレートを思わせるモーションにかなめ達は息をのんだ。
誠はこれで完投は出来ると言ったが、カウラはその必要は無いと言った。
速球中心の本格派の島田とアンダースローでシンカーが持ち味のカウラが後ろに控えていると言った。
誠は完投させられるものと思っていたので安心した。
そして伝家の宝刀のフォークだが、これが問題だった。
あまりの落差にキャッチャーとしてはチーム一のアメリアさえ止めるのが精いっぱいだった。
アメリアがサードに入ればチームの穴である急増キャッチャーが受けることになる。
伝家の宝刀のフォークが使えないことに監督であるかなめは唇を噛んだ。

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