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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』」更新しました!

最新話『第83話 ひよこの『ヒーリング能力』』
菰田は倒れたまま動かないがひよこ以外誰も動こうとはしなかった。
誠はあまりの野球部員の冷たさに怒りをあらわにした。
かなめもアメリアも『ひよこが居るから大丈夫』と繰り返すだけだった。
ひよこは菰田の顔面に手をかざした。
ひよこの手が光り、不思議な力で凹んだ菰田の顔が元通りになった。
これがひよこが持つ法術『ヒーリング能力』だった。
以前、ひよこがどんな怪我でも即死でなければ自分がなんとかすると誠に言ったのはこの能力があるせいだった。
こんなレアな能力を『特殊な部隊』で独占するのはいかがなものかと誠は言った。
それに対し、ひよこはこの能力は決して珍しいものでは無く、東和で『名医』と呼ばれる人ならだれでも持っている能力だと言った。
法術が地球から隠されていた理由を一つ誠は新たに知った。

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