本編の全面改稿も並行して進めていますが、シリーズ最終章の『青春の大空』を今夜から連載することにしました。
続篇『恋は潮風に乗せて♪』のさらに1年後の世界ですので、先に本編の改稿を済ませて再アップも考えたのですが、このシリーズをとても気に入ってくださっている大切なファンの方が文学賞に応募される作品を完成されたお祝いも兼ねて連載を始めることに決めました。
推敲作業で滞りがちな脳も活性化できたら、という一石二鳥を狙ったのもありますが、これが思いの他正解なようで、大変だけど楽しい時間を過ごしています。
本作はこれまでで最もシリアスな展開を予定しているので、初めて現代ドラマのジャンルにしてみました。
高2になった双子の片割れ、陽人(はると)の青春の日々を中心に、御馴染みのメンバーも絡めて送ります。
そして、以前から人称の件をエッセイでも書いて来ましたが、初めて1人称だけで書き上げた作品となりました。
きっとプロ目線では、こんなのまだまだ、とお叱りを受けるレベルだろうとは思いますが、これも一つの通過点として、これからもベストを目指して修行していこうと思います。
少なくとも、『潮風に包まれて 前編』を連載開始した今年元旦の第1話よりは、まともなものになっているんじゃないかと自負します。
例え紙一枚の薄さの違いでも、積んでいけばいつか富士山を越せると信じて。
何よりも、読んで下さる皆さんに素敵な読後感をお届けできるよう祈ります。