• ミステリー

空想科学漫談SAN

1 神ってなんなの?


N:神とは目に見えないアレな力をもった存在。

S:「なるほど。つまり、神とは科学のことなんだね」

A:「は?なに言ってのさっちゃん。神様はありがたい存在なんだ。その発言は神様を冒涜してる。罰があたるよ。」

S:「うおー。罰かぁ、科学そのものじゃないか!愛ラブ・サイエンス!
アイ・ハブ アッポー!」

A:「その発言が冒涜だと思うのだけれども。悔い改めよ!」

「くくっく。ますます科学じゃぁーナイカ!素晴らしい!ハレルヤー!ひゃっほい」

A:「だ・か・ら・!S:「あっちゃん黙りなさい。」もごもご」

S:「こほん。では、ナレさん、神は、我々人類に一体何をしてくれるのかな?」

N:神の目的は、人類を導くこと。

S:「はい、わかったね。神=科学なんだよ」

A:「は?さっぱり意味がわかないのないですが・・・。」

S:「なんだね!君はアイアイかね?!」

A:「意味がわかりません。僕からすると、君こそ、人外もののけ鬼畜だよ」

S:「もう仕方がない子だね。ならば私がその小さな脳みそを楽園に
変えてあげようぉーじゃぁ、ナイカ!」

A:「ものすごく鬱陶しいので、手短にお願いします・・・・。」

S:「それじゃ、ナレさん。神とは、どういう存在を指していますか?」

N:古くから人間は自然や動物、物体を、自分たちを幸運に導いてくれる
エネルギーを秘めた、超神秘のパワー、すなわち「神の知恵」とて崇めてきました。これらを、総省して 神 と呼んでいます。

S:「簡単に言うと、鳥は、餌である、魚をみつけると、捕食の為にそこへ群がります。それをみた人間は鳥から、知恵をさずかったので、彼らにとって鳥は神である。ということなんだぜ!」

A:「理屈はわかったけど、鳥はどうやって、魚を見つける事ができたのですか?
やっぱり、鳥には神秘的な力があって、その力を使って魚を見つけたのじゃないですか?」

S:「うーん。君はかわいいね、まるで乙女じゃぁー、ナイカ♪愛すべき人間だ」

A:「気持ち悪いので、そういう事をいうの、やめてください。」

S:「爪は体内の異常を、変色したり、変形したりして本体である人間に、教えている。唇だってそうさ、この現象を君の理屈に置き換えると、爪や唇は神ということになるよね?」

A:「話が飛躍しすぎて、まったくわかりません。」

S:「つ・ま・りだ!知恵というのは、法則で、理にかなったことを言うのだ。
ものごとには、かならず原因や結果があり、それらの経験則に元ずいて予測が可能なのだ、これ、すなわち科学なのだ!」

A:「じゃ、キリストやブッタ、空海、は科学者だったのですか?」

S:「お。なかなか良いとことにきづくじゃぁーナイカ!結論から言うと、「否」
。だが、しかし、経験則というのは、個体の話ではなく、故人の言い伝えや
伝承もふくまれまる。そういったものの中から、ある程度今後に起こり
える未来を予則できる。彼らは、それにいち早くきづいて、科学をの力をつかって、人々を導いた人間なのさ。」

A:「キリストは神じゃないのか・・・。」

S:「神=科学なのだから、科学をつかった人間=神と呼ぶのはちょっと物理の法則にあてはめると、おかしいね。」



二人が去ったあと・・・。

N:人間は自分たちに知恵を与えて、導いてくれた存在を神として崇めて来た。
だとすると、AIを神として崇める日も、そう遠くはないのかもしれない・・・。










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