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ロマンスを思い出せ

10月に行ったライヴは若い人のツーマンでした。
若いといっても自分より少し若いという意味で、音楽のキャリアは両者ともかなりのもの。今回はどちらもスリーピースのバンド編成で、これぞロックという音を短時間に詰め込んだ感じ。
誠実にやってきた結果と語られる音は素晴らしかったです。
だけどやはり若いなと思うのは歌詞。大人の世界ではあっても、親としてもベテランの域に入ってきた私などから見るとノスタルジックでした。
ロマンスの香りとでも言おうか、愛しい人へ贈る気持ちを曲にのせて歌う。昔は当たり前に聴こえたであろう風景。会えない時に些細な幸運を祈るというような健気な想い。
そんな情景に新鮮な感動を覚えた一夜から、物販で購入したCDをヘビロテしつつ、紡ぐ物語は自然と恋愛をテーマにしたものに仕上がりました。
なんて単純なのでしょう。

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