イエローモンキーが帰ってきてから、少しずつ青春時代の音楽漬けの毎日が戻ってきました。Petticoat Laneには遂に入会できぬまま長い冬を越しましたが、今年は晴れてBELIEVER.になりました。
1作目は、吉井さんが年明けに喉の療養の為、貝になった一か月の間に書いたものです。
緘黙(かんもく)は、作者自身の子供時代の苦しみの正体を近年になって知ったことから、広く一般の人にも無理のない形で啓発できたらと思い、少しだけ書きました。
Twitterで、自分と同じような症状を持ち、子供時代や、その後も苦しんでいる人が多くいる事実を知ったのです。
克服という言い方はあまり好きではありません。私は現在、普通に話すことができるけれど、失われた時間と出遅れた差は、きっといつまでも傷としてなくならないものだから。
そこからまた少しずつ重ねてゆく時間は、穏やかに、優しく温かいものであればいいなと願う日々です。