本日もお読みいただきありがとうございます。
昨日、第五章の③を、それに伴う中路さんの小話を本日更新させていただいております。
実は中路さんの小話は、昨日こちらに載せようと思っていたのですが、私の中路さんへの愛が爆発し、予想以上に文字数が多くなりましたので、本編に番外編として掲載しました。
さらに余談ですが、中路さんの実家の病院は、幕末〜明治期に彼のお祖父さんが作り、お父さんの時代に東北でも有数の病院になりました。
お父さんも多くの患者さんを受け入れたいという思いがあり、病院を大きくしましたが、それと反比例して、お金持ちや地元名士の集う病院となり、庶民には敷居の高いものとなってしまいました。
それをどうにかしたいと思い、後継の中路さんは奮闘することになります。
というとこまで考えていました😆
最後に、中路さんが妄想している看護服ですが、千鶴も看護婦養成所で支給された洋装ロングスカートの看護衣を持っています。(詰襟濃紺色の式服と白色平服の2着)
しかし、当時は洋装自体、高価なもののため、普段は着物の上に、白衣を着て代用しています。
資料として当時の写真を見ましたが、とてもクラシカルな仕様で、乙女心くすぐられるものでした。まさに、白衣の天使そのもの。また、礼服として濃紺詰め襟のものもあったようでこちらも気品に溢れていて、とても素敵でした。(昔の人はどうしてあんなに写真写りがいいのでしょうか❓)