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スーツへのこだわり(第五章 第二話更新しました)

 本日もお読みいただきありがとうございます。 

 さて、本編では少ししか触れておりませんが、明治、大正のスーツ事情についてちょこっとお話しさせていただきたいと思います。
 
 スーツはイギリスが発祥と言われています。
 現在のスーツはスリムでスタイリッシュなものが多いですが、日本に伝わり始めたころは、全体的に広い幅のものが多く、(ボタンが3から4つあるような)今のものとはだいぶかけ離れたものだったようです。また、全てオーダーメイドの高級品だったとか。

 中路のスーツを細めとわざわざ書いているのも、そういった事情もあります。私の中の中路さんは優男なので、広めのスーツは似合いません。(ちなみに、桐秋もスーツをもっていますが、もちろん細身のものです)

 その後、各国で独自の進化
イギリス→ノーブルな格式高いもの、
イタリア→オシャレを探求した優美なもの、
アメリカ→機能美を追求したスタイリッシュなもの
 をとげ、日本でも第二次世界大戦以降に一般に広まっていったようです。 

 色々なスーツの写真を眺めた時間は眼福でした❤️

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