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憑依転生で思った事 ※トンデモ理論注意!

 皆様こんにちは、斑猫です。
 最近見かける「原作の世界に転生!」という作品で、悪役とかに主人公の意識が宿るお話がありますよね。あの手の話を見かけて十数年経ちますが、常々「宿主の意識はどうなったのか」と疑問を抱いておりました。主人公などは宿主の自我は死んだと見做している事がありますからね。
 今その作品の最新話を更新していた時に、ふとある仮説が浮かんでしまったのです。

 要は二重人格、解離性同一障害を発症しているのではないか、と。
 実は「主人公」だと思っている「原作世界云々~」は、宿主がおのれの心を護るために生み出したかりそめの人格なのかもしれないという事ですね。であれば主人格である宿主の自我が出てこないのも理にかなった話です。
 悪役の場合ですと、幼少の頃より悲惨な環境下にありますし、状況によってはそう言った理由付けも出来そうな気がした次第です。
 それに第二の人格説だと「自分の存在がかりそめだったのか」みたいな展開に持っていけるので美味しくもあるんですよね。主にホラー的な意味合いで。 

※解離性同一障害については個人的な意見です。専門家的な知見ではありませんのでご了承ください。

3件のコメント

  • ヴェノムスネークかな?
  •  ググってみて「確かに~」と思いました。
     全ての憑依転生に当てはまる訳じゃあないですけど、そうした話に持っていく事も可能な気がするんですよ。 
     この件は創作論にもアップします!
  •  お越しいただきありがとうございます。
     仰ってる某傭兵やヤンキーの分は後で調べてみます。

     もちろん二重人格説を使える作品の例は少ないかもしれませんが、昨今の「屑な悪役」の前世が蘇って……という系統には当てはまるかも、と思ったんですね。
     境遇で悪事を正当化する意図はありませんが、(昨今の作風もあり)案外屑な悪役の幼少期からのバックボーンも悲惨な事も珍しくないんですよね。悲惨でなくても貴族・御曹司だからというプレッシャーがあるとか。
     原作の場合悪役として権勢を振るってますが、それはそう言った境遇をある意味克服できたからにすぎず、そうでなければ別の人格におのれの境遇を肩代わりさせる、みたいな事があってもおかしくないなと思った次第です。

     ちなみに「雷獣様の兄~」の主人公疾風君(ドスケベ雷獣・雪羽君の兄に当たります。原作には存在しないキャラですね)も二重人格説が示唆されました。彼の意識が戻るまでの境遇としては
    ・幼い頃に母と死別(しかも謀殺された可能性がある)
    ・その件で親族に楯突いたらしく、拷問を受け幽閉される

     という物でして、これだけの仕打ちがあれば人格を生み出すよなって感じですね。強烈すぎますね。
     どうしても、テンプレを考察していくうちに妙な方向に進むのは私の性質なのです。
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