今季最強の寒波らしい。
僕が住んでいる地域は今年も雪が降った。
ふと昨冬に書いた「晩翠」という詩を思い出した。冬でも緑色のままの草木を記憶に喩えた詩だった。僕はこの緑色の草木を美しいと思う。埃のように積もる雪の中でも一段と目を引くその色が美しい。それは孤独とも言える。
日記。
・ヨルシカのライブで大阪に滞在中、寒波の影響で新幹線が運休したときは、いつもは降ったら嬉しくなる雪を流石に恨みそうになった。
・上記の旅で夏目漱石の草枕を読了する。”草枕”は旅にかかる枕詞でもある。
・「春までのひととき」という詩に書いた”雪うさぎ”を作った。写真を撮っていたので載せてみる。ちなみに翌朝には体が溶けて無くなって、南天の実と椿の葉が二つずつ残っているだけだった。