皆様お久しぶりです、羽海汐遠です。
前回は【中位魔法・上位魔法】を纏めましたが、
今回は人間が扱う魔法の部類の最高峰と呼べる最上位魔法と、
魔族が扱う超越魔法を纏めて行きたいと思います。
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※今回も作品のネタバレが満載ですので、
まだ本編を見ていない方はお気を付けください。
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最上位魔法は現在の【リラリオ】の世界の人間で扱える魔法の最高位階となります。
そして【超越魔法】は現在の【リラリオ】では、
魔族から昇華した”魔王”が扱う一般的な魔法です。
過去の【リラリオ】では、精霊族もまた【超越魔法】を扱えていましたが、
現在は”魔王”レアによって、精霊族は大陸ごと封印されてしまいその存在は【リラリオ】から除外されてしまいましたので、【リラリオ】では魔族のみが扱える魔法となります。
ではまずは【リラリオ】の世界の人間が扱える魔法の位階の最終領域、
最上位魔法から纏めて行きたいと思います。
【最上位魔法】
・雷撃閃光【フードルフラッシュ】
詠唱例：『広大な空に一筋の閃光、我が声に呼応し敵を撃て！』
説明：天候を操作する”雷”系統の魔法。
かつて【リラリオ】の世界では、精霊の『理』を扱った四元素とされる『風』『水』『地』『火』の魔法があったが、その『地』を司る元素から利用された天候操作の”雷”系統魔法がこの魔法である。
雨雲を生み出す事ですら奇跡とされる程の扱いが難しい天候系魔法は、
元来、人間が扱う事は不可能と呼ばれている程の魔法であり、
これを扱える人間は、【リラリオ】の世界では数十年に一人の逸材である。
威力は相当なモノで、人間の住むミールガルド大陸では『ルビア』という”賢者”級しか扱えない程であった。
・氷華暴吹雪【スノーブリザード】
詠唱例：『麗なる氷華、凍てつく凍結の力よ、その絶対なる力を以て我の敵を砕く刃と化せ。』
説明：天候を操作する”水”系統の魔法。
作中では、ギルド対抗戦でルビアが放った魔法で、
会場のリングを覆う程の猛吹雪を発動させた。
『水』を司る元素から編み出された魔法であり、こちらも人間が扱うには”賢者”級の魔力が必要である。
戦力値が20万程度であれば、この魔法に耐えられず一撃で葬られてしまうだろう。
【超越魔法】
・万物の爆発【ビッグバン】
詠唱例：なし
説明：精霊王やそれに準じる精霊が扱えたかつての最高位階の魔法。
高密度のエネルギーを具現化させてそこに術者の魔力を注ぎ発動させ、
大爆発を起こす。
かつては精霊王や四元素を操るそれぞれの属性の精霊の長老が扱えた魔法だが、
現在の【リラリオ】では、”魔王”レアが残した『理』を使い、
”最上位”に位置する魔族もまた扱えるようになった。
戦力値数十万程度しか持っていない魔族や人間であれば、
この魔法一発でこの世から葬る程の威力を持つ。
・終焉の炎【エンドオブフレイム】
詠唱例：なし
説明：魔族が魔王へと昇華した証とも呼ばれる、魔王の魔法の代名詞。
炎系の魔法で、かつての精霊王が扱った『理』では、思い描くも体現が叶わなかった最高位魔法。
この魔法を扱える時点で精霊王の魔力に匹敵する為、”最上位魔族”までの魔族では魔力が足りずに発動が出来ない。
ここからの魔法は、術者の魔力によって威力が異なる。
例えば、戦力値4000万、魔力値1200万程の”魔王”であれば、
この魔法一発で、ミールガルド大陸に存在する都市の半分を炎で包み込むことが可能である。
そして、”魔王”レアや、”大魔王”ソフィといった規格外の化け物が本気で放てば、
大陸を一瞬で溶かすことが可能な魔法である。
・終焉の雷【エンドライトニング】
詠唱例：なし
説明：強引に天候を変える事の出来る超越魔法。
かつての精霊の『理』では体現出来なかった一つ上の領域の魔法。
こちらも”魔王”レアが残した『理』に魔力を灯す事で発動が可能な超越魔法。
術者の魔力によって威力は異なるが、どれだけ魔力が少ない魔王であっても、
この魔法を発動出来る時点で、”上位魔族”程度の魔族であれば、
数千から数万規模の犠牲を生み出すことが可能。
・終焉の呪【エンドオブカース】
詠唱例：なし
説明：死霊たちを召喚し従わすことが出来る魔法。
神々である死神を召喚する事は出来ないが、従者の魔力次第で人間や魔族といった死者であれば、即座に従わせることが出来る魔法である。
一般的な”魔王”が自身の配下の代わりとして使うことが多く、
その数は魔力によって増減する。
召喚された死霊は、主となる術者の魔力が続く限り、
命令された事を完遂するまで現世に留まり続ける。
死霊達の強さもまた術者の魔力によって左右されるが、
”大魔王”ソフィが本気で放てば、神々である”死神”を喰らい尽くす程の力を持った死霊を作り出すことが可能。
（さらに同時に数十体、”金色”を纏ったソフィであれば、
数百、数千の召喚も可能とされる。）
ひとまず今回はここまでにしたいと思います。
ここまで見ていただき、ありがとうございました！
（また追加していく予定ですので、良ければ覗いてみてください！）