穂津実花夜(hana4)

１年半でゾンビになる女子高生の一日の話です。 ３０ページほどの短編です。全５話。 主人公の精神的危うさと日常のありがたさを書きました。 テーマ『ひとりご飯』

年末の夜、大学時代の同級生同士で酒を飲む男女の話。

自分への価値を見いだせなくなった男と、その同僚だった女の話。

食事を摂り損ねてツンツンしながら飛行機に乗った男と、その後ろの座席に座っていた女の話。

くたびれた帰り道におでん屋台に寄った男と、先にいいだけ酔っ払っていた女の話。

Web小説コンテストに挑戦して夢破れた筆者と、顔も本名も知らない創作仲間の話。

ある日突然流行し始めた未知のウイルス。それは周囲から浮いてしまうという意味の分からないものだった。対処方法も意味が分からないし、効果も一向にあがらない。なぜなら芸術がサッパリ分か…

月明かりが綺麗な夜に出会った二人が、お互いの想いを本当に理解するまで。 その狭間にある真実の愛は儚くて、 ベートヴェンの月光は、 きっとそういう幻想曲風ソナタだと思う。 引かれ…

酔っ払いながら定義を問う男子と、 どこか冷ややかにその問いを分析する女子のはなし。

基本的にはおとなしい落ち着いたお姉さんと、 騒がしく自由奔放な妹と、その彼氏のはなし。

独占欲の強めな女の子と、 いかにも独占されそうな男の子の話。

「好きとか嫌いとか、よくわかんないです」とひねくれている後輩女子と、 「ああわかったわかったじゃあビール飲も」と諭す先輩男子のはなし。

いっつも同じDVDばっかり観てる彼と、 それに対して内心複雑な思いを抱える彼女のはなし。

後ろをちらちら振り返りながら足だけ前に進んでいる男と、 その彼女のはなし。

最寄り駅を出ると、メッセージにある路線番号のバスのりばを探した。 こんなことをしていると、いつも通学で来ている街なのに、なんだか知らない場所に降り立ったような気分になってきた。 …

あたしの幼馴染の翔太郎は、エバーミングというご遺体を消毒殺菌、防腐や、修復、化粧をして生前の姿に近づける仕事している。自身に悩みを抱えながらも翔太郎は投稿ラジオのアプリでパーソナ…

美しい桜並木の道すがら、少女と少年の目が合った。 やがて夢の様な時間を過ごす彼らに、ままならない現実が立ちふさがる。 夢から覚めた二人の思いと行動とは。 これは淡い初恋の物語。