そろそろ正義の味方とかホームドラマでハッピーエンドな話が書きたくなってきた。
まだ書かないとは思う。
家にいるのが一番落ちつく。
ところでジャッカルの日をやっと借りて観てるが、セリフの一つも飛ばすことができない。
余りにも名作のため、色々な映画のスタンダードに取り入れられている
ような感じはする。進行の仕方に覚えがある。
日本のサスペンスドラマ、海外のスパイものにはこの空気を感じる。
そしてこの映画には「間」がある。日本のものとは違うが、空気の流れの中にやはりスパイ映画っぽい間があるのだ。
正確には暗殺者なのだが。
今書いている小説の参考にはとてもなる。
銃の改造方法、関税の通り方など事細かだが、恐らくはこの方法は実際に記録されているので今は通用しないだろう。
小説にするには、もう知られてる、実際には使えない方法や、それをやったらいいかもしれないけど、できるはずがないやり方を採用すると間違いがないかもしれない。
荒唐無稽な要素が不意に混入することで、あ、やっぱり小説だったんだ、と思う瞬間ができる。
全部本当に思わせるのでは失敗のような気がする。