• SF
  • 詩・童話・その他

近山はカチカチ山で実はたぬきと呼ばれていた

思いついた案の書き留め。
近山は自分がウサギのような立場だと思ったが、実はたぬきと呼ばれていた。
そのような展開に今後なっていく。
彼に使われていた人々が反乱を始める。
使われていた人々はクローンで、彼はクローンをどうしても人として扱う事が出来なかった。

しかし人として扱われなかったクローンは人としての社会を形成することもできなかった。
愛着や絆の意味が分からなかった。


以上を次のエピソードに加えてみた。

そのあと、AIのしくみについて調べてみると、面白いことが分かった。
面白いことだらけであるが、どうやらAIは集合の理論を多用してるようだ。また、確率も関係する。
コンピューターが集合の理論を凄く利用してるという話を聞いたことがあったけれど

https://www.ai-gakkai.or.jp/whatsai/
を読んでみると、集合というのが何かと言うのがやさしく分かるように書かれてる。
特に集合という説明がないままに。
そしてそれが式にできるというのなら、色んなことができるのは不思議じゃないと思う。

他、内視鏡について調べてみたけれど、内視鏡は普通の管みたいなもので、自分のイメージしてるものとちょっと違った。手で入れていくもので、自分から入っていくものではない。人工血管とか人口脊髄みたいなものが良いのかなと思った。

書いてて気持ち悪いと思う。

そして、赤、煉獄の方の人はいつの間にかクローンにすり替わっていた主人公、というのもいいと思うが主人公が誰なのか相変わらずよくわからない感じで、ハードボイルドな展開になっていくのだ。
最初は表面上の操作、次第に命を奪うような、つまり無理やりにもみ消すようになっていくのだが、何をもみ消していくのかが一向に不明で、最初何が問題でそうなったのかも色んな原因を提示していくのだが今一ハッキリしない。

クローンを味方につけ、人口の半数にも及ぶようになったクローンたちと徒党を組み、何かよくわからない戦いが始まりそうになったところでいきなり消える。

そういうよくわからない、気持ち悪い不穏な話で余韻を残す感じにしようと思う。


内視鏡については思い入れを持っていて、透明なものを作る。多分透明だと撮影には差し支えるが、透明に見えても光を遮断する機能がついている。
そして先端の形状もこだわりを持った、機能的と言うより造形的に美しく見える、ギリシャ的なものをつける。
AIと組み合わせ、ヘビのようにうごめくことができる。
人工脊椎を内視鏡に組み込む。

AIが自爆するとき、それぞれ違う波長の光を出す。


「カチカチ山のたぬきはあなたですよ」
そういうと
「そんなの知ってたよ」
と答えるのも良いと思った。
「ぼくらはみんなたぬきなんだよ。一人残らず。世界という幻惑のね。泥沼は世界だ。」
近山は手を下さず、主人公が手を下す。
「しかし、何のためなんだろうね。僕は最終的には君にそれをやってもらおうと思っていたけれど、こうなってみると一体僕らは何のために、誰に、世界を託すのだろう。もう誰もいないのに。」

粛清、その言葉が浮かんだ。
今ならその意味が分かる。完全なる美しい結晶を作り出すには多くの無がいるんだ。

このエピソードを2章最後にもっていく。

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません