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デビット・ボウイ

きいていたら急に書きたいことが思い浮かんだ。

でも急に忘れてしまった。

今、虹の仕組みについて読んでいる。
アイリス第七惑星は虹の惑星とも呼ばれているらしい。

最後に長い数式を乗せてみようかと思いついた。
それが空白やガラスの反射率を示すものだといいと思った。


何か有機物的なイメージだったと思ったら思い出した。

あなたは私
私はあなた
みんなは一つの卵
マグマから生まれた一つの生命体

のようなことを書こうと思った。


で、マグマからは硫化水素が発生する。
硫化水素は何故有毒なのにゆで卵のようなにおいがするのかが何か命の誕生と関係あるような気がした。

硫黄は元素のひとつで、卵の黄身の中に硫黄が含まれている。
人の血液の中には鉄、細胞には銅や亜鉛が含まれている
多分マグマの中には人の体に必要な成分が全て含まれているのだと思う。

石油は有機化合物を作り出すことができる。
殆どの人口的な人間の皮膚や臓器は石油から合成することができる。
石油は生物の死骸から漏れ出たもの、石炭は生物の化石という説があり、原油から発生するアスファルトはミイラとして、人体を何千年も保管できる働きがある。

永遠の命というものががん細胞をヒントに考えられたりする。
原子力というのが途方もないエネルギーの永久機関と信じられ、パンドラの箱を開けてしまったと表現されたりする。

でも全ての現象は何か物があって発生するのではなく、時間がたって発生するのではなく、原理があり、その通りに動く、というようなことがある。

生命の発生のメカニズム、例えば何も生物がいない場所から命あるものが誕生したとしたらその原理は解き明かされるのだと思う。
原理というものの意味が少し前にはよくわからなかったけど、ふとわかるような気がした。
原理の横に数式があり、グラフがあり、データがあり、
予感やそれの空間がある。

そうなのかなと思った。


自分の外の情報を見てみると、自分に関わる様々な現象が急にクリアになっていく。

ファラデーの生涯を読んでいたら、本は最初は全然理解できなかったけど、わからないから色々な本を読み漁っているうちに段々わかるようになった、という話があった。
何冊か本を同時に読んでいる、という話もあった。そだけは自分と一緒だと思った。

ところで科学的な事は面白いけど、SF小説を書くのはかなり覚悟のいる行為で、スリルがある。
人と競い合う競技以外に未開の分野に挑んでみる勝負もあるんだなと思った。そしてその時、他の作品はライバルというよりその勝負においては読むことによって得た副産物が燃料となり、逆に言えば他の作品を読めば読むほど共鳴して全く別の良い作品が生まれるという事にもなるのかなと思う。

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