• 異世界ファンタジー

涙月 ストーリーに絡まない設定① ~ファンタジー金属~

涙月の世界の五つの国には、
それぞれの国を象徴する金属があり、
各国の武具は、基本的にこれらを用いて作られています。

・白:白銀
・赤:赤銅
・緑:緑鉛
・青:青錫
・黒:黒鉄

ファンタジー世界の金属なので、
当然、硬度やら比重やらは現実のそれとは全く違っていて、
性能的にはあまり優劣はありません。

青錫なんて金属には現実には無いですし、
緑鉛も現実では「緑鉛鉱」という鉛を含んだ結晶ですが、
この世界では青錫・緑鉛という金属が存在していることになっています。
緑鉛に関しては、作中で一度も文字として書かれもしないので、
完全な死に設定になっています。

色も現実に準拠はしておらず、
作中で赤銅色と表現している物は、赤々とした鮮やかな色をしていますし、
白銀も銀色というより白色の金属として描いています。

ゲームとかでも、
鉄より金の方が強かったり、クリスタル装備が最強だったり、
現実と照らし合わせればツッコミどころになるような、
「この世界ではそういうもの」みたいな設定って、
ファンタジー作品の味付けの一つだと思うんですよね。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する