原作を、ずいぶん昔に読んだ作品です。
内容がハードなのと、映像化は役者の問題で難しいと思い、全く期待はしていませんでした。ですが役者として、実際の ろう者や難聴者のかたに演技をしてもらっているだけあり、手話の勉強をしている方には見応えアリです。
あと、ろう者の置かれている立場や、歴史などもいくらかはわかるようになっています。
もちろん、ろう者の全てが同じわけではなく、ろう者の中で育った聴者が、辛い思いばかりしているわけではありません。
どの家庭でもそうであるように、人それぞれです。
なぜこんな文章を今回書いているのか?
前編を見て、なによりも作り手の丁寧さがとても伝わり、好感が持てたからでした。
(現時点では、前編のみ)
手話や ろう者、難聴者に少しでも興味があり、時間がありましたら、ぜひご覧下さい。