タッチするなどして、耳の不自由な方に、音を(インターホン、火災報知器、電話など)知らせる犬です。
数が少ないこともあり、残念ながら私は見たことがありません。
外出時にはマントなどに『聴導犬』と書かれた表示を、付けることになっているので、見ればわかるはずです。
犬種は決まっておらず、雑種も多くいます。海外では、捨てられていた犬を、育てているところもあるとか。ただ、ある種の才能(性格?)が必要で、狭き門であることは事実です。
聴導犬の数は全国で56頭。(2023年4月1日 厚生労働省調べ)
盲導犬の数が836頭なので、かなり少ないことが、ご理解いただけるでしょう。付け加えると、聴導犬を潜在的に必要としている人は、1万人以上いると言われています。
とはいえ、聴導犬の育成費用は、1頭あたり300万以上。気軽に育てることが出来ないのも現実です。