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マイルズ裁判

かつっーん
裁判長「これよりおっさん設定不要論裁判を開廷する」

検察官「カクヨムレビューを含めてこれまで4通の不要論が上がっております。これをもって『おっさん』設定は不要なのではと結論付けます」

マイルズ「異議ありなのです! 私がおっさんでなければ、例えば20歳後半程度の子供であったなら皆さんどう思われるでしょうか?」
検察官「理性をもって物語を進めていたと思います」

マイルズ「( ゚Д゚)_σ異議あり!!」

裁判長「異議を認めます」

マイルズ「作品テーマへの冒涜です。社会人とは社会的な立ち位置によって行動が変わるというおっさん理論を無視しております。立場が人を作るのです。その経験のない未熟者の意見は一考の価値すらないです。そう冤罪なのです!」

かんかーん

裁判長「判決。マイルズマザコン」
マイルズ「え?」

検察官「異議なし。疑惑を取り下げます」
マイルズ「え?」

傍聴者「結論ありきの裁判だったな」
マイルズ「え?」

マイルズ「……くっ、3歳児に冷たい世の中なのです……」
鱈「はい、これがいけないのです」

というか、「おっさん不要論」を掲げる方にひとこと言わせていただきたい。真面目に年を取った後のことを考えず、ただ型にはまったおっさんしか想像できないのは非常に残念です。そしてこの言葉を送ります。

「Boys, be ambitious like this old man」

凝り固まった考え方はご老人の眼から見ても偏向しているという事です。より野心的に物事を観察することをおすすめします。

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