今日の最高気温が30℃を超えない予報を聞いて、大山街道最後の旅に出てきました。
登って終わりじゃないんスよ( ゚ω゚)
大山信仰のはじまりの場所を探して、見つけてきました。
縄文遺跡と古墳と、いつからあるのか分からない神社。それらがワンセットで存在している場所が大山のふもとにあります。すなわち時代を超越した信仰の中心ですね。
比々多神社という神社で、拝殿の内部構造は羽黒神社と大山阿夫利神社、そして護国寺と共通しています。仏教の影響が強力な「神宮寺」の様相を今も伝えており、境内には鐘楼もありました。
ここや( ゚ω゚)
ここから大山の信仰が始まり、仏教の伝来とそれに続く修験道の発達とともに神域は山を登ったと私は考えるのです。
阿夫利神社の信仰は江戸時代末期に最隆盛し、明治維新を経て、今も信仰は生き続けています。が、やはり終息へ向かう気配は隠しようがありません。
現在、大多数の日本人をして「自分は無宗教である」と言わしめる文化的・歴史的背景はいつ成立したのか。神でも仏でも、多数の信仰対象を同時にもっていて当たり前だった江戸時代から、今日にいたる日本人の心の在り方の変遷を、作品に書き込んでいきたいと思っています。
古墳の上からヨロレイヒ~( ゚ω゚)ノシ