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大山街道の取材ノートが滞っているわけ

……大山街道が思ったよりも古道で、現時点で奈良時代まで遡ることができることが分かり、( ゚ω゚)ってなってます。いや、もっと遡ってですね、これもしかして日本武尊の東征ルートじゃね?ってなってます。

なんというか、様々な時代の"地層"が露出しているというか、うっかり縄文から途切れずに続く歴史の流れがあちこちにあって、情報の把握と整理に時間を取られています。

この期に及んで記紀を読み込む気もしないし、どうすっかなあ……

などと、大山街道沿いの前方後円墳のてっぺんで考え込んでいるのが現状です。

一応「夏の祭礼」で描いた下図通りに調査はすすんでいるので、「千鳥シリーズ」の破綻がないことが救いというか、むしろ嵌り過ぎてて怖いというか。

……ま、小学校からの日本の歴史のお勉強を、私がちゃんとこなしてきたっていう証明かな!( ゚ω゚)

我が脳ミソに無意識に刷り込まれている文科省検定済み歴史教科書の内容に従いつつ、教科書の行間に埋もれた歴史を掘り起こしていきたいと考えております。

回転ずしの話を箸休めに書きながら、引き続き、「海鷹の翼」執筆のための調査を続けていきます。

4件のコメント

  • 葛西さま。

    奈良時代( ゚д゚)さらにもっと前ですか!
    すごいですね。

    そして、新緑の美しさよ。
    いい空気が吸えそうです。
  • 星都さま

    江戸時代以前いうても古くて鎌倉時代までだろ( ゚ω゚)、などと軽く見ていたらこのざまです。

    うっかり古代史に片足を突っ込んでおり、百済高句麗なんていう言葉すらうっすらと立ち現れ始めております。どこまでを作品に書き込むかですね、喫緊の課題は。

    それはともかくとしても新緑の季節の野歩きは気持ち良いものです!

    コメントありがとうございました!
  •  なんか……、新興住宅地だし、著名な寺社があるけれどもせいぜい246だけかな、なんて思ってたら大違いですね。

     古墳もあるし、奈良ゆかりだし、渡来人との繋がりとは……。あふり神社には一度参詣して浮世絵作ったんですけど全く知らなかったです。
  • 一盃口さま

    一盃口さまは阿夫利神社にいらしたことがあるんですね!
    浮世絵を作ったとは、またレアな経験ですね。独楽、買いましたか?

    私も当初は、東急電鉄の開発した新興住宅地、というのが大山街道沿い地域への見方だったのですが、この地域は縄文の遺跡はともかく、古墳の数が半端ないのです。

    そもそも海老名には国府がど~ん、と置かれていたという歴史も有ったりしますし。

    肝心の大山参りは、実はまだ神社まで到達しておらず、大山のふもとでウロウロしております。

    大山のふもとの比々多神社が、おそらく江戸時代に大衆化する前の大山神社の前身なのではないかという仮説を、私は今、持っています。

    朝鮮半島とのかかわりについては、4世紀から5世紀にかけて全国的にその形跡がみられるのですが、西日本が百済・新羅との交流がメインだったのに対し、東日本は高句麗との交流がメインだった傾向があるように思います。

    埼玉県の高麗という地域には、地名ももろにそうですが、当時の渡来人の記録が残っているそうです。

    東日本はおそらく、西日本を経ない独自の日本海ルートで大陸と繋がっていたのではないかと、これは「千鳥シリーズ」を立ち上げた当初からの私の構想です。

    どうやって自分の構想と史実と現物の遺跡を小説に組み入れていくか、なかなか試案のしどころといったところです。

    とても楽しいのですが( ゚ω゚)

    コメントありがとうございました!
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