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5分でミステリー、アガりました!( ゚ω゚)< ヘイ、イッチョウ!🍣

週一でモソモソと書いてきたミステリー短編が完結しました。
「教室の忘れもの」(https://kakuyomu.jp/works/16817139554813278482

自分が中学生だった時、友達とどんな会話をしていたかな?と思い出しながらの試行錯誤、中学生らしさが出ていればいいなあ、と思います。

本作中に出てくるコオリウオという魚は南極の海にすんでいて、凍らない血液を持つことで有名です。このグループの魚に独自な糖タンパク質が水の結晶、すなわち氷の形成を妨げているようです。

その他、ヘモグロビンを持たないため血液が透明でエラに触れる海水と直接ガス交換を行うなど、生物として面白い特徴をいくつも持っています。

最近、このコオリウオの仲間のカラスコオリウオが、海底にコロニーをつくって繁殖することが明らかになりました。

原著論文:A vast icefish breeding colony discovered in the Antarctic
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(21)01698-5?_returnURL=https%3A%2F%2Flinkinghub.elsevier.com%2Fretrieve%2Fpii%2FS0960982221016985%3Fshowall%3Dtrue

リンク先にその動画が掲載されているのでぜひ、ご覧ください!
生き物って、おもしろいですよ!

軽く文字数をオーバーしているので、これから締め切りまでに校正を行う予定です。……おそらく第1話の表現はもっと簡略化できるはず。

そんな「教室の忘れもの」ですが、ぜひぜひお時間いただいて、お読みいただければ幸いです!どうそよろしくお願いします。

2件のコメント

  • コオリウオの生態って面白いですが、不思議ですね。
    動画見てきました。賢そうな魚です。
    全部英語だったので、おおってなりました。
  • コオリウオの生態は、中学生が興味を持つ知識としてちょうどいいかな、と思ったのです。きっと学研の図鑑にも載っています。

    あまり専門的な言葉を使うと、中学生は話を聞かなくなったり読むことをやめるので、専門的だけれど面白い話を、簡単な言葉で表現することに留意してみました。

    英語論文じゃなくて日本語のサイトもあるのですが、そちらはカクヨムの規定に抵触するので原著論文をご紹介させていただきました。

    科学者もあの手この手で研究成果をアピールしなければならない時代です。

    コメントありがとうございました!
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