こんばんは。🌚木元です。🌚このキモい絵文字はややお気に入りで、時たま使っています。Android版だともっと可愛く表示されるんですよ。
そんな事よりもユーザーネームにくっ付けてる通り、九月まで小説書けなァーい！ 🌚状態だったんですが、その理由である大きな用事が明日で終わるので、元気が余ってたら明日の夜からでも新作長編のプロットを詰め直したいと思ってます。
以下からは、🌚この所小説書けなくてモヤモヤしている気分を発散させる為、『一つ頭のケルベロス』の自己満ボツ設定陳列コーナーとなります。ネタバレ含んでるから気を付けてねッ!!!
・何故天喰は幼馴染の帯刀を苗字で呼ぶのか。
ちびっ子の頃に出会ってるんだから普通「〇〇ちゃん」とか名前で呼ぶ筈。現に帯刀は天喰を塁と呼んでる。
→帯刀の名前を記憶する事を、帯刀自身にかけられている魔術で拒絶されてるから覚えてない。
→その魔術をかけたのは帯刀の親。彼女の両親は協会直属の魔術師。仕事は魔法使い退治ではなく、裏切り者の魔術師を殺す事。魔術師の腐敗を防ぐ自浄作用を担う役目に就いており、各地を守る魔術師達にすら素性を明かさなければ、協会の魔術師にしかその存在を知られていない。
帯刀の名前はフルネームとセットで魔術名に因んで両親から与えられており、それを一般の魔術師から隠す為、誰にも名前を覚えて貰えない魔術をかけられてる。
帯刀の両親が〝不吉なる芸術街〟にいたのも、悪魔喰らいの魔術師（天喰）と、それを迎え入れた、国一番の腕利きが集う御三家傘下の魔術師達を見張る為。
両親が帯刀の高校入学と同時に離婚協議に入ったのも、天喰の父が死んだ事で街を見張る理由を失ったから。とは言え帯刀の両親は実際に夫婦なので、帯刀を捨てて街を出たいが為の嘘。子供を持ったのは天喰家に近付く自然な理由を作る為。家が近いのも故意。だが天喰家の家庭環境が冷え切っていたので、帯刀の必要性が無くなり放置。協会からの仕事を消化していた。
帯刀が〝患者〟となったタイミングで協会に帰っているが、その犯人が天喰である事を知らない。天喰を見張らなかったのは、天喰の父が死んだ事から。悪魔喰らいも条件が揃えば殺せるという情報を逸早く協会へ届ける為。殺せるなら脅威ではなくなるので。
帯刀へ名前を記憶させない魔術をかけたのは、両親なりの愛情。協会直属の魔術師の娘という身分が、もしバレた際の護身用に渡してる。
帯刀のフルネームは「帯刀唯」。元になっている魔術名は『唯我の刀を帯びろ』と最初から決めてまして（魔術の内容に関しては一撃必殺系とざっくり決めて、他のキャラクターとの戦力バランスを見てから調整する予定でした）、もし暇があるなら出そうかなァーと書きながら悩んでたんですけれど、完結までの文字数ヤバなんやんって事で、結局下の名前は出さないままの完結となりました。
普段からガチガチにプロット固めてから書くくせに、いざ始めたらガンガン変更加える所がありまして、『一つ頭のケルベロス』もプロットの頃は、帯刀だけ助からないバッドエンドの予定だったんですよ。
・魔法は悪魔の持ち物なのに、「付与の魔法（エンチャント）の基本とは人型のゴーレムである」となっている理由。
→そもそも人間を作ったのは悪魔の付与の魔法（エンチャント）だから。
作中世界に神はおらず、神の存在とは人間をからかう為に悪魔が用意したフィクション。作中において万物の親は悪魔。
本編をピンチや苦しみ満載のダークファンタジーにしたのは、「これでも救いを齎さない神への皮肉」では無くて、「そもそもそんな奴はいません」って暗示と言うんでしょうか伏線でした。この通りボツ設定になったので、暗い世界観を表す形として終わりましたけどね。
劇場支配人の悪魔が持っていように付与の魔法（エンチャント）とは明確な上位互換があり、魔法使いに貸す時はかなり弱体化されているだけで、本来は物作りにおいて最強の魔法。その本来の力を使えるのは付与の魔法（エンチャント）の原作者である、ある悪魔一人だけ（起源の悪魔）。そいつは〝不吉なる芸術街〟の地下で、劇場支配人の悪魔がやって来るよりずっと前から眠ってる。〝不吉なる芸術街〟がそう呼ばれる原因も、この創造的な悪魔が地下で寝てるから。
この悪魔は物作りが好きなだけで人間への関心は薄く、暇になって寝ています。裁という付与の魔法（エンチャント）激ウマ魔法使いが引退してしまったショックで出て来る、というネタを絡めつつ、帯刀の両親を登場させたら二部構成でも全然やれそうだなってボンヤリ思ってたんですけれど、既に三十万文字かかってるのでもういっかと。
以上、長ったらしい自己満でした。🌚早く小説書きたいので、明日の用事頑張ります！
よい一日を。