藤光

カクヨムコンに向けて時代小説を書いています。剣客の話なので、作中、キャラクターが刀を振り回している様子を「かっこいい」と思いながら嬉々として描いているわけですが、刀の実体は人殺しの道具です。冷静に考えると妙な感じです。

画像は、航空自衛隊のF15戦闘機。写真からは聞こえませんが、爆音を立てながら、雲を引いて旋回しているところです。めちゃくちゃカッコイイんですよ。でも、これも人殺しの道具なんだよなあ。

わたしのほかにも大勢の人が空に向かってカメラを構えていました。
思いはみんな一緒です「かっこいいなあ」って。
人殺しの道具を美しいと感じる――人間の感性って不思議です。