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小豆を炊いた話

 みなさんこんにちは。最近、Googleに小豆の記事を推されているのっとんです。

 先日、ショート動画に触発され、数年ぶりにお菓子を作ってみました。ただ、購入したあんこの甘さが好みに合わず、せっかくなので自分であんこを作ってみることにしました。

 自分は、さっぱり系のあんこが好きです。甘さはありつつも後に引かない感じです。
 スーパーで購入したあんこは、日持ちのこともあってか、砂糖、水飴の甘さをがつんと感じます。

 『あんこ 作り方』で検索してみると、時間はかかりそうなものの、工程はそれほど多くなさそうです。なにより、小豆、水、砂糖のみで出来ると言うじゃありませんか。さっそく、小豆を買いにスーパーへと走ります(あんこの隣に売っていました)

 いろんなレシピを見てみると、あんこ作成のこつは3つほど。

 1つ目は、ゆでこぼし。小豆の渋みを取る作業だそうです。
 小豆を水から炊き、ゆで汁が濃いワインレッドになったらお湯を1度全部捨てます。時間は10~15分ほど。自分は時間は目安程度に、鍋にお玉を入れて、ゆで汁の色で確認しました。

 2つ目は、水の量。
 ゆでこぼしの時は、小豆の3倍の量。その後は、小豆が常に浸かっているようにします。自分は2回目の水量が少なかったらしく、すぐ蒸発して大変でした。

 最後、3つ目は、砂糖を入れるタイミングです。
 砂糖を入れると小豆が硬くなるらしく、自分は食べたとき芯が無いこと、親指と小指で潰せることを目安にしました。小豆の硬さはむらが出る為、1粒ではなく、何粒か確認することをお勧めします。

 こうしてできたあんこは、初めて作ったにも関わらず、びっくりするほど自分好みでした。タッパーに詰めて配り歩きたいくらい美味しい、と自画自賛しております。

 年末に向け慌ただしくなってくる中で、小豆を煮るだけの時間というのは、絵本の世界のようで、ちょっと素敵な時間でした。とても(それはもう本当に)時間はかかりましたが、こういのも悪くないなと思ったので、またふいに小豆を炊いてみようかと思います。

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