• ホラー
  • 恋愛

命名裏話10:岐蘇実敦

命名裏話も早くもその10です。キャラの数だけならけっこうたくさんいるのでしばらくは話題に困らなそうです。

主な出演作:家楼シリーズ
ふりがな:きそ・さねあつ
通称:社長サン(ヨシツネ)、若(伊舞)、サネ(親族、KRE関係者)
シリーズ主人公との関係:雇い主。但し、惚れた弱みによって強くは出られない
名前の元ネタ:木曽義仲、平敦盛、熊谷直実

まずは名字。
音だけ「きそ」をもらってはいるものの、キャラのモチーフとか立ち位置とかは名前の元ネタの人とはあんまり関係ないですね。なので別にヨシツネさんの従兄とかでもないです。裏設定とかもないですし。
漢字はなんでこれになったんだったかな。あんまり使わない字面にしたかったんだと思いますよ。ヤマタノオロチ(八岐大蛇)が蘇る的な雰囲気がしていて気に入っています。ただ例によって一発変換で出ないのでめんどいですが。

名前のほうは。
なんで「ヨシナカ」じゃないんだろうなと思ったので設定したときの記憶をおぼろげに手繰り寄せましたらば、「敦盛」と「直実」から一文字ずつもらっていたてことをたったいま久しぶりに思い出しましたが、これも別に元ネタから設定引っ張ってるわけじゃなくて、単に音がよさげだったのでですね。でも作中で誰も彼の下の名前呼んでないんですよね。あ、さすがに祖父と母親は呼んでたかな。
ツンデレなヨシツネさんがいつになったら彼の名前をまともに呼んでくれるのか。期待せずに待っていてください。苦笑。

サネくんについてまだ語れることって実は割と少ないことに気づきました。いや、ネタバレ的な意味で。なので作中で明かされるのをお待ちください。

家楼4作目『言うも世の常とみほろし』で一応はヨシツネさんといい感じになったんですが、いまだからぶっちゃけますと、最後がああなるかどうかは、書いてみないとわからなかったんですよね。まさかサネくんの想いが届くとは。これもいまだから明かせる初期設定なんですが、別にヨシツネさんといい感じになるために作った経緯なんかこれっぽっちもなくて。惚れた弱みにつけ込まれていいように利用される、言い方アレですが、捨て駒的な立ち位置のキャラだったはずなんですが。なんか、思いもよらない顛末になってしまったんですよね。つまりケイちゃんの想いが成就する可能性も、いやむしろ史実的にはそっちのほうが実って然るべきなんですが、どういうわけかそうはならなかった。これのリベンジで、セルフパラレルとかで別の人とヨシツネさんがいい感じになるパターンも書いてはいます。笑。

役に立つかアレですが、一覧を。
ケイちゃんルート『有るにもあらず絶好のキ』
よいっちルート『熱暑やみじふ』
トモヨリルート『忘るるまじかるインゴット』

さて、次回は。登場順でいくならノトくんですかね。次がツグちゃになるかな。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する