『魔物から助けた弟子が美女剣士になって帰って来た話』より
本名 スサノオ
20代後半(見た目)。男。鬼。一人称“俺”
異名【宵宮の槍】
ジパングに存在する種族『妖魔族』『鬼』の青年。
アマテラスの従者であり『始まりの火』の眷属。アマテラスの先代からの眷属であり、ジュウゾウの次に古参。見た目に反して50世紀以上は生きている。
『宵宮』でも広域戦闘を得意とする凄腕の武芸者。アマテラスのことを“我が君”と呼び、猫みたいにいなくなる彼女を捜すのは基本的にスサノオの役目。
ヤマトやカグラと違い、感情豊かで人当たりがよく旅組従者三人(ヤマト、カグラ、スサノオ)の中でも話の分かる常識人。戦闘では【宵宮の槍】という名の通り、ヤマトと共に敵陣に切り込むことが多く『百鬼夜行』では数多の首魁の首級をあげて戦線を混乱させた。
『雷魔法』と『風魔法』を得意とし、昔テンペストにボコボコにされて『ジパング』に逃げ込んだ。
その正体は――
※一言
昔はブイブイいわせていたスサノオです。
彼は昔はめちゃくちゃイキってた不良でした。それはもう、あっちこっちをめっちゃくちゃにして楽しんでいましたが、上には上がおり、テンペストにボコボコにされて『ジパング』へ逃げました。そこで更に先代『始まりの火』にもボコボコにされて、その傘下に収まりました。(その時、ジュウゾウはスサノオを庇うと『創生の土』に確執になると考え殺そうとした)
その後は『宵宮の槍』として先代へ心から敬意を抱き、彼の最期まで片腕として支え続けました。
ジュウゾウとも先代が間に入り今では関係は良好。先代と同じくらい、ジュウゾウ様と慕っています。(怒らせると怖いことは知っているので)
『宵宮』に居た頃は任務があるまで屋根の上で良く昼寝(サボって)しており、ナギサから目くじらを立てられたりしつつも知らぬ存ぜずで無視し、港城下とかを徘徊しています。
他の眷属とも仲が良くハクとは茶友達。しかし殺されたと聞いたときは『百鬼夜行』で『土蜘蛛』の殆どをスサノオが仕留めました。(その時の首魁はヤマトが仕留めた)
『土蜘蛛』の皆殺しには即賛成であり、もし存命が決まっても一人で殲滅に行くつもりでしたが、ヤマトが行くと言った事で溜飲を下げました。(ヤマトが感情では動かない事は知っていたため)
そんな関係からカグラのことは最初こそ嫌悪していましたが、突き放しても追ってくるカグラの“懸命”に次第に打ち解け、カグラはカグラ、とジュウゾウに諭されて己の中で結論を出し、今では妹のように気にかけています。
本編
https://kakuyomu.jp/works/16817330652583551341/episodes/16817330652583558457