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AIイラスト エルーラ

『呼び水の魔王』の登場人物。
女性。一人称“私”

本名、エルーラ・ファンダル。
ロイの所属する王都騎士第4小隊隊長。
若い見た目をしているがファンダル家特有の童顔であり、実年齢は30代。

王都の三指に入る貴族ファンダル家の次女。兄が後を継ぎ、エルーラは政略結婚の為に貴族のたしなみを教育され、本人もそれを疑わずに育っていた。
しかし、幼い頃に他国への旅行の最中、馬車が盗賊に襲われ、その場に居合わせた“ギレオ”と名乗る騎士に助けられ数日程世話された事で、本当の己を知る。

その後、ファンダル家での生き方に疑問を持ち出奔。父(当時の当主)と大喧嘩し勘当を言い渡された。二度と帰るつもりはなく、王都騎士でも遠征の多い第二師団(リンクスの部隊)へ志願した。
貴族のたしなみとして剣はもちろん。第二師団に入ってから槍や斬馬刀まで習得し、馬上戦ではランロットに次ぐ実力者。
独自の戦略や思考も相まって引退する隊員から指名されて遊撃中隊の隊長に任命される。
リンクスが王都騎士総司令になった際には王都騎士第4小隊の隊長となる。(一般的には降格に近い配置だが、魔王襲撃の事もあり常に王都内で自由に動ける地位が最良だと判断した)
小隊長だが、発言力は第二師団に居た時と変わらない。
王都崩壊後、ファンダル家は逃げる様に地方へと移動。新たな王が戴冠後は現存貴族の立場が見直された事で権威は完全に失墜している。
騎士団での地位を持つエルーラにファンダル家はすり寄るがその際に、

生きてれば何とでもなるわよ、兄さん。

と言って突き放した。

※一言。
誤解されがちの優しい系の上司枠のエルーラです。
彼女のモデルは、うん。普通にわかると思います。某ソシャゲの自由の国の遊撃隊長です。
普段は取りつく島もないくらいに規則に準じています。リンクスが規律を重んじる事もあり、その理想に賛同しつつ自分なりの解釈で部下にも気にかけています。
戦闘になれば遊撃中隊を率いる事が多かったので、リンクスの傍に居る事は少ないですが、ランロット率いる突撃中隊とエルーラの遊撃中隊の突破力は第二師団でも屈指の戦闘力を持ちます。困ったらエルーラに任せるレベルには有能です。

自分にも部下にも厳しく、堕落や甘えは特に許さない性格ですが、第二師団が危険な遠征に行く事が多いために、そのような考えでもすぐに命を落とす危険がある故の対応でした。(ソレが伝わるヒトは本当に一握りで、大半の部下は貴族思想の冷徹者と言う目で見ている)
『騎士ギレオ』の隠れファン。絵本はもちろん、数少ない小説なども見つけては買い漁っています。カバーを普通の本に変えてカモフラージュして保続していますので誰にも知られてません。

第二師団へ入団した当初は、師団へ圧力をかけていたファンダル家の息女という事もあって当たりが強かったですが、良くも悪くも実力で周囲を黙らせて今ではリンクスに意見できるほどに信頼されている部下の一人になっています。
ウェインには入団した時からちょっかいをかけられており、普通に嫌いなヤツとして見ています。
髪は師団入隊時に短く切り、部隊の女子とちょくちょく髪の毛を切り合っています。
頭のバンダナは、ギレオと交換したモノ。(エルーラは自分のピアスとギレオからは鎧に巻いてあったバンダナを交換した)
いつの日か、ギレオと再会した時に返すために常に身に纏っています。

本編↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891105932/episodes/16818023214272844232

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