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AIイラスト ナタリア2

『呼び水の魔王』の登場人物。
外見年齢30代前半。女性。一人称“私”。

魔災により孤児になっていた、ジン、ロイ、ジェシカ、レンを助けた旅の魔術師。
穏やかでおおらかな雰囲気を常に出しており、四人に対して優しく包み込む様に諭すなど、子供の扱いに長ける。
長い間、世界中を旅しており、ジン達のような孤児を見つけては助けて、一人で歩けるように世話をする、と言った事を繰り返しており自主的に行っている。
古今東西のあらゆる物事に対して万能とも言える知識や経験を持ち、剣術などの武道にも精通。教えられない事はないと言える程の知恵者でもある。
世界各地には大成している何人かはナタリアの教え子であり彼女を母、又は恩師の様に敬愛している。
母性に溢れ、気品を備え、優れた人格者でありどこぞの王族ではないかと、出会った者達は推測するが当人は、ただ長生きして必然と身に付いた嗜み、とだけ口にして微笑む。
その賢人ぶりから、噂を聞き付けた有権者が彼女を迎え入れようと捜すも、結局は接触できずに終わる事が多い。
総じて謎が多い女性であるが、彼女に救われた者たちは誰一人としてナタリアのやることを疑っていない。
ナタリア自身もあらゆるモノを愛する心は本物で、関わった者達はソレを一心に感じている。

騎士のギレオとは旧友。
執事のセバスチャンはお目付け役。
吸血族の少女ゼノンは彼女を“御姉様”と慕っている。

彼らはナタリアの事情を理解し、その上で各々の役割をこなす。

ちなみに片眼が隠れているのは特に意味はなくただの髪形。


※一言
母性MAX系魔術師のナタリアです。
『呼び水の魔王』のキーキャラクターでもある彼女は最初期のプロットでは主人公でした。
当時は今の母性MAXな性格を残しながらも、世界に対して復讐すると言う黒い心を持った魔王でしたが、現在ではその面影は全くありません。
私の小説のテーマは基本的に家族愛を軸に置いている場合が多い事もあってか、母性力の高い女性が結構出てきます。ナタリアはその中でも謙虚な例ですね。
リアルには絶対にいない“お母さん”です。モデルは『アンダーテール』のトリエル。

ちなみにナタリアは独身です。婚約者はいますが、現在では各々の優先する事があるために個人的な交流は控えています。妹は居たけれど他界しています。

彼女が何者なのか、その目的は何なのか。それを作中で追って頂ければと思います。

本編↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891105932

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