害竜討伐の後編。ここで、本編5巻のグウィナ+ハダルクの夫婦連携プレーの元祖が見れます。
グウィナは体格がよいうえかなり鍛えているので、こういう芸当ができるんですね。まねをしたリアナはいまひとつ成功していませんでしたが。
本編の裏話ではありませんが、このころのデイとフィルの話。
イブが語っていたようにデイミオンはこのころ、まだ修行中でした。王都と東部をいったりきたりという感じです。血気盛んなアーダルのしつけに苦労していて、まだなかなか王都に連れていける感じではなかったとか。
フィルはまだ本名のマルと公式には呼ばれていて、ただ領地では別の名前で呼ばれてたり、まちまちでした。リカルドのはからいで国内を放浪していて、ちょくちょくグウィナに会いに行っていたようです。
兄弟が顔を合わせることはほとんどありませんでしたが、この頃はおたがいにわりと充実した生活だったので、「元気でやっているならよし」くらいの感覚でした。(デイミオンは弟を気にかけて、リカルドを通じて手紙など寄こしていました)(デイわりと筆まめなんです。フィルはさっぱりですが)
戦争がはじまるとおたがい、(おもにレヘリーンのせいで)ライダーとハートレスを率いる立場に置かれますが、「あの母には苦労するよなあ」くらいの連帯感はあったかもしれません。ただ、この戦争体験がフィルに大きな影を落としたことと、リアナのこともあり、兄弟は戦後不仲の度合いを増していきます。
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イラストはフィルの設定です。
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> 安定の村人Aスタイル <
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