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『翠真珠のころ』8回目 害竜討伐

 そろそろ、折り返し地点でございます。
 花虫竜はお気に入りのマイ生物で、本編にもけっこう昔から出てたと思います。
 リアナ世界は地球とは別の、大昔にテラフォーミングされた謎の惑星です。人類が降り立ったときには、そこに「原始生物」と言われるエイリアンたちがいました。今でも、大陸の東には「原始竜」として存在しています。
 その原始竜と古竜が交雑して生まれたのが、花虫竜などの下等竜だと言われています。
 やや植物様の性質をもち、退化した口と、おなじく翼が退化した走枝(ランナー)という構造を持っています。一見すると口がギラギラしてて怖いんですがこちらは無害で、走枝のほうで獲物を捕らえて消化します。首は細くてウナギっぽい。

 じつはモチーフのひとつはイチゴなので、けっこうかわいいと思うんですよ。そのうちイラストにしてみたいです。まったく需要はないと思いますが。ポケモンっぽく描いたらどうかな?(どうかな?ではない)

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 本編ではカットしてしまったんですが、グウィナの〈呼ばい〉の力はかなりすさまじく、数キロ圏内に命令を飛ばすことができます。血縁のヒュダリオンや、姉のレヘリーンも同じくらいの〈呼ばい〉能力を持っています(レヘリーンのほうは戦力として使うことはまったくありませんが)。実際のところ、このクラスの〈呼ばい〉を持っているのはエクハリトス家の血縁者だけだと言われてきました。のちにロールが出ますが、レアケースです。
 デイはこの二人よりさらに強く、しかもその力はシリーズを追うごとにじょじょに強まっています。
 それから、〈呼ばい〉の力と、他人の〈呼ばい〉に耐える力は、かならずしも一致しません。デイやグウィナはこのどちらも最高レベル。黒竜の家はだいたい〈呼ばい〉への耐性が強く、白竜や青竜の家は弱い傾向にあります。

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イラストは黒竜アーダルのイメージイラスト。ふつうの雄竜の二倍くらいでかいらしいです。

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