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イラッとくる笑顔の黒竜大公デイミオン

「玉座の背面も、それにふさわしい座高の男を受けたほうがしあわせだろうな、ハハハ」

みたいなラフを去年描いたのですが、それを清書しました。リアナの玉座に勝手にすわるデイ。

一度描くと各所に出すので、何度も見た方はすみません!

黒竜大公時代の嫌味三昧なデイ、けっこう好きと言ってもらうことがあります。好きな子は積極的に構いに行くタイプですね。そして脚も長いが胴も長い。

6件のコメント

  • デイ :「おお、いい眺めだな。おまえが玉座に座って脚がつくのか?   
     陛下におかれましては、玉座から抱き下ろす係が必要かもしれませんな」
    リアナ:「ふん、顔が長いわよ、黒竜大公」
    デイ :「顔のいい男は面長なんだ」
    リアナ:「えっらそうに。わたしの玉座からどきなさいよ」
    デイ :「おい、ひとの上に乗りあげてくるな。狭いだろうが」
    リアナ:「あなたがどけばいいのよ」
    デイ :「猫の仔みたいに爪を立てるのはよせ。俺は椅子じゃないぞ」
    リアナ:「あなたが! どけば! いいのよ!」

    周囲 :(またいちゃいちゃしてる……)
  • いつものプチ裏話。

    タマリスの王城にある玉座は、ゼンデン家が故郷から持ってきたものとされています。デイが言うほど豪華なものではなく、むしろエクハリトス家の家長の椅子のほうが贅を尽くしたものだと言われています。

    しかし、この玉座にゼンデン家の竜族が座ると、王城に特別な守りの術がかかると伝承にはあります。「防人の王」タムノールが言うような、かつての「船」由来の装置なのかも。
  • デイミオンはリアナと結婚後、掬星《きくせい》城からゼンデン家の「古い魔法」にかかわる品物を一掃しました。リアナが不必要な力を放出して体調を崩さないようにという配慮からです。このとき、玉座も宝物庫にしまわれました。

    のちに、リアナの孫娘がこの玉座の力を使用して王都を守ることになりますが、彼女が王として玉座につくことはありませんでした。
  • オンブリアには王冠という概念もじつは近年までなく、それぞれの領主家が自分の宝物から供出していました。(王が降りたら実家に持ち帰る)

    王政については未成熟な部分が多く、人間の王家のマネをしたりしています。現在(物語終了時)の王冠は、王妃の冠とともに、デイが作らせたものです。

    オンブリアの金細工のメッカは南部で、細工そのものは非常に美しいのですが、宝石を尊ぶ文化もあまりないので、換金できる価値としてはアエディクラなど人間の王家の王冠には及びません。
  •  西フロイデさん。
     新しい小説を読んで頂いて、ハートまで付けて頂いて、本当にありがとうございました。
     本当は新しい作品を載せる時、こちらから挨拶にいこうと思っていたのですが、どーしよーどーしよーと思ってる内に出来ずじまいになっていました。
     前回も、前々作を何の脈絡もなく下げてしまったにもにも関わらず、また読んでくださって、レビューも書いてくださって、本当に驚いたし嬉しかったです。
     あれからもずっと書いてはいたのですが、投稿していると色々なことを考えてしまって、訳が分からなくなって投稿する事が出来なくなってしまいました。でも応援して頂いたことがずっと心の糧となっていました。
     ずっとお礼の気持ちを伝えたかったので、今回機会があって言えます。本当にどうもありがとうございました。
  • コーラカルさん

    わざわざこちらにおいでくださって、コメントまで、ありがとうございます。

    新作を出しておられたので嬉しくなって読みにいき、応援のつもりで♡も押してきましたが、プレッシャーに感じておられないといいなとちょっと心配していました。でも、ずっと書き続けておられたということで、安心しましたしとても嬉しいです。

    書いても投稿できない作品もありますよね、私もありますし、一度出したのに下げちゃうのも全然あります。読んでくれた人には悪いんだけど、出来に納得いかなかったり、単に恥ずかしくなったり、いろいろありますよね。

    私の作品に星いただきましたが、どうぞ気にしないでくださいね。好きに書いてるだけなので、相互評価は必要ありません。今後もよい創作活動となりますように!
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