前回の記事からあとに、４部に素敵なレビューと、７部に評価のお星さまをいただきました。ありがとうございますヽ( ´∇`)ﾉ
さて、今日から２話ほど、キーザインにいるフィルに視点が移ります。
第36話 炭鉱町の暴動
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894913989/episodes/1177354054903173339懐かしのキャラが二人、登場します。
一人はジェム。第一部で、王都に向かう途中に襲撃を受けて森に落ちたデイとリアナをとらえたならず者たちの頭領です。フィルによって捕縛された後は南部（エサル公）の預かりとなりました。
長命かつ少子な竜族では、刑罰としての死刑はほとんど行われません。ジェムたちも、王太子とその継承者を襲ったにしては刑は軽く、７～８年の労働刑ののち模範囚として釈放されました。（実際には、この時点でリアナの意向がはたらいていたわけですね）
そして、リアナの私兵として雇われることになったのでした。命を狙ってきた相手を助けることで自分の手駒にするという、彼女の計算高いところがうかがえます。
もう一人は……読んでのお楽しみ。
おなじキャラを、役目や立場を変えて再登場させるというのが好きです。新キャラよりも覚えてもらいやすいというのもありますし、不在だった時間のかれらの人生を想像するのが楽しいというのもあります。