2022年5月12日、インターネットの記事によると、任天堂が、ゲーム機器の販売が500万台目標に届かなかったと、報道されました。金額にして約1500億円の損失です。さらに、ソフトが売れない機会損失は、計り知れません。目を疑いました。超優良企業と言われる一部上場企業でさえ、減収減益です。
これから言えることは、ほぼすべての企業の成績は、よくありません。そして、そうなった場合に企業が行うのが、人員削減、広告費削減です。大手企業が、広告費削減すると困るのは、広告を収入とするSNS投稿型サイトになります。前ならば、付き合いさえあれば、広告を上げていた企業も、撤退します。
すなわち、広告型ビジネスモデルの危機なのです。ターゲット広告など、打てません。それに、いくらキャッシュ等を分析しても、人の気持ちまでは、数値化できません。
前置きが長くなりました。ユーチューブ自体も、広告型収入に、変化が見受けられます。俗に言うユーチューバーになりたい人も増えたかわりに、ひとりあたりの再生回数は、減少しています。
小説投稿サイトも、そうではないでしょうか。閲覧数というのは、減少している。なぜならば、誰かが新分野を開拓すると、当然似たような投稿が増えて、最初は閲覧数が増えますが、飽和すると、減少するのです。書き手にとっては、悩ましい問題です。たいていは、お話を定期的に上げていけば、安定した読み手は、確保できます。
しかしながら、だんだんと、その数は減少します。ようするに、書いても書いても、閲覧数は上がらず、ただ、惰性でお話を書いていくこと、それは、私にとって辛いです。
このたび、短編を2年ぶりにアップしました。そこには、連載というものから開放されたい気持ちがあります。
いまや、TVのドラマも、シーズンという形式で、長くても12話ぐらいで、完結になります。人気が出れば、シーズン2が始まります。
ふりかえると、投稿小説サイトでは、100話を超えるお話も、たた見受けます。そうすると、私は考えました。短編小説を、しばらく投稿して、その傾向を探りつつ、だいたい10話ぐらいで収まる話を、かければいいのではないかと。いわゆるプロの作家でも、本当は話を終わらせて次の作品を書きたくても、人気が出れば、終わらせることが自分の意志では、できかねることもあります。
有名な話では、シャーロック・ホームズで名を知られるコナンドイル氏は、一度ホームズを殺しました。しかし、要望により、またシリーズを復活させました。
長い人生の中で、様々な作品にチャレンジできるのは、今なのかも知れません。これからも、おつきあいのほど、よろしくお願いします。