運営から出されたお題に沿って、36時間以内に1000~4000字のショートショートを投稿するというこの企画。
こういった即興掌編を書くのは好きなのですが、なかなか機会がないので、楽しかったです。
役者たるもの、エチュードぐらいこなせないとね。役者じゃないけど。
●『 1 / 1461 の恋』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894480955/
タイトルをあえてこういう表記にしてみましたが、恋愛ものと思わせて……というやつです。
まぁいつものパターンですね。
「論理的構成と文芸的情緒の両立」、これが自分の理想としているところだったりします。
●『神さまなんていなかった』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894495974/
これも自分で気に入ってます。
彼女には特別な力など何もなく、桜が咲いたのさえ、本当に彼女のおかげかどうかはわかりません。
でも、彼女の桜がそこになければ、復興もお祭りもなかったのかもしれないのです。
自分としては感動的なハッピーエンドだと思うのですが、「何とも言えない気持ちになる」という感想もいただき、
人間って難しいなと思いました。
●『異世界帰りの木村さん』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894541358/
字数制限のため、「Uターン症候群」についてのくだりなど大幅にカットせざるを得ず、
自分としてはあまり満足のいく出来ではなかったのですが、なんだかいちばん評判が良かった。
百合というジャンルについては、自分なりのポイントを意識したつもりですが、
まだ研究中で語れる段階ではないので、またそのうち書いてみたいですね。
●『拡散する種、あるいは収束する狂気』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894586278/
前回の反動で、やたらダークに走りました。
もともとホラーとか怪談も好きなんですよ。特に低予算のオムニバスやモキュメンタリーが。
役者たるもの、狂人の思考もそれらしくシミュレートできないといけない。役者じゃないけど。
●『勇者転生からは逃げられない』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894586278/
これも反応は微妙だった気がします。
人生に飽き飽きして、目的としがらみがなければたぶんとっくに死んでるだろう自分としては、
とても実感のこもった話なんですが、
まぁ、どうせなら楽しく笑える話がいいよね。すみません。
●『制服を脱ぐまでが高校生です』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894584527/
……なので、番外として最後に、ヒネりのない爽やかな(?)話を書いてみました。
いくらか応援いただいたので、約束通りちょっとした続きを書きたいと思います。
今日からまた始まった『カクヨムチャレンジカップ』のほうを優先するかもしれませんが。
○『政治的に正しすぎる いばら姫』
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054894671196/
そんなわけで、20日までの読者数を競うらしい『Web小説バトルロイヤル2020』とやらに参戦します。
満を持して、自分がある意味もっとも得意とするジャンルの投入です。
うまく拡散されると良いのですが。
他にも正攻法でもう1作書くかもしれません。
あと、神様が押し付けていった「真っ当なラブコメ」も書かなくては。
書くこと以外に生きてる意味なんかないんだから。