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自分くらいしか独特はなくて

 やっとのことで大体の書こうと思うストーリーのプロットが流れだけ出来た。小説の裏のあらすじが書ける程度の段階にはなりました。まぁまだキャラのプロフィールまとめなどの作業と、より細かい各話ごとの大筋もまとめなければいけないので、掲載はずっと先にはなりそうです。初めての戦記ものの執筆になるので、予定する文字数の予測ができません。多分30万字くらいになるかと考えています。

 並行して様々な作品を読んでいるのですが、ヒットしている作品は大体2種に大別されます。
①圧倒的な筆力と世界観で周りをうならせる力作
②面白いアイディアと軽妙平易な語り口で、気軽に読みやすく楽しめる作品
 さらに前提として、思わずクリックしてしまうインパクトのあるタイトルとキャッチコピー、毎日更新して出来るだけ短期間集中的に飽きさせず連載することが重要になってきます。

 ここで連載して一定評価を得るためには上記の条件を満たすことが重要なのですが、今のところどちらも満たせる自信はありません。①をやるほど筆力も世界論理構築も優れていませんし、②ほど小粋なアイディアも浮かんできません。かといって、②のアイディアが浮かんでくるのを待つにもキリがありません。そして①の腕も書いて鍛えた方が堅実かと思います。

 今構想中のものも、大変平凡(良く言えば王道)な物語でして、幾千の星を戴けるかは全くの未知数でございます。大方、カクヨムの大海に埋もれるのが、関の山かもしれません。ですが、以前の連載で後悔したのを糧に、私の持てる全力で私の大事にしたいテーマを一気に盛り込んで、全身全力で勝負したいと思っています。そうすれば少なくとも私の胸には全力ド直球で届く作品にはなるはずです。
 今や立派な読書食傷気味の私。幾千の優れた作品よりも、作者の人間的偏りで捻じ曲がった作品が好きな私。だったら、私も好きなテーマを存分に発揮して、自分が自分の作品の一番のファンとなる作品を残さねば、全力で書く意味はないのです。

 何やら所信表明じみていますが、まだまだ構想中の作品があるのみ。気長に着実に連載に持っていけるように頑張ってみようと思います。 

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