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文披31題、完走しました!

久しぶりにまともにカクヨムに投稿したので、そんな近況のご報告です。

朧さんのTwitterお題企画「文披31題」に参加しておりました。
7月の日付に振り分けられたお題に沿って創作を進めていくという、おおらかなマラソンのような企画です。

奇数日に「贄の娘、龍神と天上に暮らすこと」という異類婚姻譚を
偶数日に「うまいメシさえあればいい」というひたすら脳天気なごはん話を
それぞれ連載しました。
元ネタというか、もとになる掌編である程度の骨子が決まっていたので、自分との解釈違いを起こしにくくてやりやすかった。

ただ、作品の設定とお題がケンカすることもあり、
プロット(というかネタ出しメモ)がはじめの10日ほどで尽きたこともあり、
後半は特に白目を剥きながらノータイム更新しておりましたが、なんとか完走できてほっとしています。

連載らしい連載をちゃんと完遂できたの、初めてなのです。
ムラの多い人生を送っているので……。

ふたつの世界観を交互に進めたからこそ、詰まらずに走れたのかなとも思います。
同じ世界に入り浸っていると、どうしても視野が狭くなる……
「贄の娘」はざっくりいうと和風ファンタジーで
「うまいメシ」は現代ドラマ(ドラマなどないが)なので
たまにいただく反応とか、読んでくださる方も違って興味深かったです。

どちらの物語にも共通しているのは、
「どんな関係性であろうと、当人同士がよければそれでいい」
龍神と娘は恋人どうしというよりは親子のようで、でも少しずつ距離のとり方を変えていくし
沢村と先輩はほんとうに「うまいメシをたらふく食べたい」を動機に同居をはじめたので
はたから見てどう思われるかはわかりませんが、対話を重ねることで互いにしかわからない空間を築いている。そういうふうに書いたつもりです。

愛とか恋とか家族とか友情とか、いろいろあるけど
あくまで大きなくくりであって、ひとつひとつ、みんな違うのよね。
こういう暮らしもたのしそう、くらいに読んでもらえたらうれしいです。

粗いところや表現が重複するところも多々あるので、より読みやすく、不足することろは加筆して、いずれ紙でお届けできたらいいなと思います。

9月のジャンル迷子オンリーとか11月の文フリ東京かな!
もっと先かも!!

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