公開までもっと時間がかかるかと思いましたが、加筆するとグダグダになりそうなので、今回は少しだけにしました。
ちょっとロマンチックな夜を書いてみたくて書いてみた物です
シオンとテッサの関係を進めるべくお互いを意識しているように
書いたつもりです。
テッサが日本の技術や知識導入に前向きになるように話を振りました。塔の上から見た世界が丸く見えた事で彼女も考え方を変えてくれたと。
理由としてはちょっと弱いかなぁ……と思いますが、それだけ衝撃的な体験だったとします。
まぁ、シグルドさんなら日本の技術をバンバン入れて、領内の力を増強できれば辺境の地へ飛ばした国の奴等へ一矢報いるみたいな行動も取るかもしれませんが……(魔動板キレ編でその方向へ進みそうな展開で書いてしまいましたし)
シオンとテッサも段階的に日本の技術をこの世界に紹介していく流れになりましたので、物語も書きやすくなりそうです。
作中にアスベスト(石綿)の話を出しました。
なぜ今更こんな例を出したのかと書きますと。
家のエアコンが壊れた時に「アスベスト調査費用」なる物がエアコン取付け費用の中に入っていたのです。
店の人に聞いたら、古い家の場合は調査してアスベストが出ちゃったら特別な工事になるから値段が高くなるよって事だったのです。
それで、アスベストについて調べたら「製造禁止物質」に指定されていたので、今回の作品ネタにしました。
あと、下記文面も作中に書く予定でしたが、、没にしてあります。読者のみなさんは気にして見て下さい。
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まだメディアで大きく取り扱われていないが、有機フッ素化合物PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)と言われる物質も日本の飲み水に使われる水源を汚染ししているのだが、アメリカ等の諸外国に比べ日本の対応は後手後手になっている事実を知ってもらいたい。
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後半パートで兄弟以外の日本人の存在について、シオンの推測を書きました。
シオンは条件が合えば日本人を探しに行くつもりですが……テッサの反応を見て考えてしまいます。
二人の距離感を縮められたかなと思い、今回はここまでです。
ネタバレしますが、流れ星が長いのにはオチがあります。
それは後日のエピソードにて。
次話はラスターとウインクを主人公にしたお話です。
フリッグの街では自由に動けない二匹ですが、グエンナムの夜では自由に動ける設定ですので、ちょっとした事件を解決するショートストーリです。